運動会に思う
土曜日に小1孫の初めての運動会を見に行って来ました。
今の運動会は午前中しか開催されず、親は朝お弁当を作ることも無く、
良い場所で観るために座る場所取りをすることも無く、
わたしの子育ての頃の運動会より随分楽になっていました。
わたしも孫の出場する時間に間に合うように行って、
孫の出番が終わったら、保育園児の弟孫を連れて帰って来てしまうという
気楽な見学でした。
ダンスや徒競走をする孫を見ることができて、楽しく幸せな日になりました。
しかし、もう60年以上前に体験した自らの運動会は悲惨なものでした。
全くの運動音痴のわたしはダンスや玉入れはともかく、
徒競走などの走る系は最後の子から10メートルも20メートルも離れて
観衆の同情を誘いながらひとり走っていました。
毎年、走りながら、保護者席で観ている母に、
『近所の人達の前でこんな惨めな気持ちにさせてしまって申し訳ない』と思っていました。
それから子育てをしている頃、
息子と娘の運動会を親として経験したときは、
朝お弁当を作ったり、PTAの役員で駐輪係をしたりして
大変な負担だったけれど、
息子や娘を一生懸命に応援して
『運動会ってこんなに興奮して楽しいものなのだ』という感動を味わいました。
改めて、
自分の子供を懸命に応援している時が一番幸せだったんだと思いました。
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