オーディブルで耳読
「むなしさ」の味わい方
きたやま おさむ 著
精神科医の先生は『こんな細かいことを考えながら
生きているのか?』と今更ながら大変だな思いました。
この本に書いてあることで印象に残ったのは
【一人の人間には心の中に想い描く世界と自分の外の世界がある】
【この二つの世界は絶対に同じにはならない】という言葉でした。
自分の外の世界を自分が想い描く通りの世界にしようと
どんなに努力しても同じにはならないから、
生きて努力していることへの虚しさを感じてしまうということでした。
むなしさは生きている限り無くならないので、
むなしさを吐き出すばかりではなく、
心の中にとどめ置いて味わって生きることも人生の醍醐味。
なるほど、
他人を自分の思い通りにしようとすること
社会生活や、家族との生活、を自分の思い通りにしようとすること
自分が想い描く理想の老い方をしようとすること
等々
自分が想い描く理想の世界と
自分の外の世界は同じにならないことを
肝に銘じておこう❗️と思いました。

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