メルカリで購入した本
『やってはいけない歯科治療』
岩澤 倫彦 著
20数年前、
歯周病になっている歯を3本抜いた方が良いと言われたのをきっかけに、
『歯周病があってもできるだけ歯を抜かずにケアしていきましょう』と
言ってくれた歯科医院に移り20数年間通って来ましたが、
今年になって違う歯科医院に行ってみました。
結局20数年の間に例の3本の歯は抜くことになってしまったし、
抜歯した後の具合も良く無く
大きな病院に紹介されて掻爬施術を受けなければならない事態になったこともあり、
もう違う歯科医院に行ってみようと決断しました。
今年になって行き始めた歯科医院では、
初回まずレントゲンを撮り、
大きな虫歯があると指摘され、
次回診療時に早速1本抜歯しました。
『ちょっと待ってよ、前の歯科医院に1ヶ月に1回位歯科クリーニングに通っていて
大きな虫歯に気がつかなかったんだね』
と今までの歯科医院に対する不信感がますます湧いてきました。
そして、新しく通い始めた歯科医院では治療方針として、
『奥歯上下4本を抜いて入歯にした方が良い、
すでに抜歯したままで隙間が空いている所には
両端の歯を少し削って部分入歯を入れた方が良い』
との見解が提示されました。
わたしが『なるべく抜歯したり歯を削ったりしないで、歯を残していきたい』
と答えると、
『歯を残すことが最良の選択では無いですよ、
残すことで周りの歯がだんだんダメになっていきますよ』とダメ押しされ、
診察台の上で【事態を把握出来ない頑固婆さん】と見られて、
とても気まずい雰囲気になってしまいました。
『あぁ〜どうすればいいか?』と悩んでいた時、
ネットでこの本を見つけたので早速メルカリで購入しました。
今わたしの口の中には入歯も差し歯もインプラントも何も入っていません。
そして入歯のことを聞ける友人もいません。
鍼灸の時、先生にお伺いをしたら、
『歯は絶対に抜いちゃダメだよ。
自然に抜けるまでそのままにしておけばいいんだからね』
ってアドバイスしてくれました。
鍼灸の先生の言葉を信じるか?
歯科医院の先生の言葉を信じるか?
歯は命、
芸能人のような綺麗な歯を求めているわけじゃ無くて、
自分の歯を残したいという
自分の要望に合った歯科医院選びの参考にしたい本でした。

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