暮らしの気づき

日々の暮らしの中で気づいたこと感じたことを綴っていきたい

図書館で借りた本  『人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方



『人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方』


松浦 弥太郎    著


この本を読むのには、わたしは歳を取り過ぎていました。


これから人生を歩んでいく人に向けたメッセージが沢山書いてあります。


もうすぐ70歳になるわたしは手遅れです。


リスクを取って、長い時間をかけて、「お金」と「仕事」を育て、


リターンを得て豊かな人生を手に入れようと考えながら生きて行ける人は


小数かも知れない。


若い時は生きることだけで精一杯のことが多い気がします。


そんな若い時にこの本のメッセージが心の片隅にでもあると


人生の実りが違ったものになるのは、本当だと思う。



本の最後に書いてあることは歳を重ねたわたしにも考えさせられる言葉でした。



『信用』


思いやりに欠ける態度や、わがままを押し通したりして、


せっかく築いた「信用」を減らす様な生き方をしないように気をつけることです。


と書いてありました。




わたしは仕事もまともにしてこなかったし、頑固だし、人付き合いも嫌いだし、


体も丈夫ではないので家事も適当だったから、


家族にも「信用」を築いて来なかったと思う。


子供たちには自立して生きていけるように願っただけ。


今こうして生きていられるのも信じられないくらいです。


運が良かったとしか思えない。


「生かされている」としか思えない。


小さな人生の小さな豊かさもあるのかな?