『不老長寿の食事術』

吉森　　　保
松崎　　　恵理　　　　　　　著

オートファジーを活性化させて、

健康や美容に役立てようと研究している

生命科学者の医学博士と

栄養学博士で料理家の先生の共著です。

オートファジーの役割は三つあるそうです。

①空腹のときに自らを分解して栄養分に変える働き

②細胞内の新陳代謝の機能

③有害物を取り除く

細胞の健康を守っているオートファジーですが

加齢に伴って、働きが鈍くなってしまうので、

食生活と生活習慣の改善によって

オートファジーを活性化する方法が記述されています。

オートファジーに役立つ食品。

オートファジーを活性化する食べ方。

オートファジーを活性化させて美容やアンチエイジングに役立つ商品の開発。

オートファジーで病気や老いを避けて健康寿命や寿命も延ばせる。

まだ分からないことが多いオートファジーの可能性について

ルビコンとの関係などについても書かれています。

ただ、

一日三食栄養バランスの良い食事を腹八分目食べること。

寝る前には食べない。

高脂肪食を食べない。

良質な睡眠をとること。

ウオーキングなどの有酸素運動をすること。

など、最終的には、

従来から言われている基本的な健康法になっています。