暮らしの気づき

日々の暮らしの中で気づいたこと感じたことを綴っていきたい

毎日大変な人。


外に出たら知り合いの奥さんに話しかけられた。


愚痴を聞かされたということかもしれない。


その奥さんは65歳を過ぎた位の年齢だけれども


会うとたいてい、あちこちが痛いと嘆いている。


でも、鍼とかマッサージに通っていると付け加える。


もう10年以上そんなこと言っているから、


全然効き目が無い治療しているのかなと思ったりする。


つまり、『毎日大変な生活をしているのよ❗️』と


わたしに分かってもらいたくて、嘆いているのだと思う。


時には『どこも痛いところはないの?』と聞かれる。


わたしは『大したことしていないから、別に痛いところは無いよ。』と答える。



その奥さんは、毎日夫婦二人分の朝昼晩の3食を作る他に


1週間に2〜3回孫2人分の食事も作っている。


昨日の愚痴は『もう本当にご飯の支度が嫌だ』と言っていた。


食事の支度と後片付けや洗い物が多くて長い間立っているから膝が痛いのだそうだ。


わたしも同感して『長年やって来たから本当に億劫になって来たよね。』と言った。


でもわたしは未だ毎日3食作ることにはなっていない。


この先夫が退職したら毎日3食作ることになると思うが、未だ他人事だ。



その奥さんは、今週は孫からのリクエストで豚カツを作る予定だと言っていた。


その次の日はオムライスを作る予定だと。餃子はこの頃は冷凍食品にしたと。



ワアー大変だー。


天ぷらとか、カツとか、フライとか、なんとかライスとか、餃子とか、


わたしはもう10年以上作っていない、


わたしは高脂血症だからわざわざ自分の体を悪くする食事を作る気がしないのだ。


最初の頃は夫から『俺は健常者なのだから、普通の食事を作れ。』と言われたが


長い時間をかけてうやむやにしてきた。


油を使った惣菜はわたしが作らなくても、外食でもスーパーでも買って食べられる。


もう量も沢山食べられないし、そういうものは時々食べれば良いのだと思った。


台所の油汚れも防げる。


毎日わたしなりに野菜と魚と肉で健康的な食事を作っているつもりだ。


でも、


こんなふうに【楽して生きてもいいのか?】と思えてきた。


旦那さんや孫のために、痛いところを我慢して毎日食事を作っている奥さんもいるのに。


でもその奥さんとても資産家の家のお嫁さん、


お金なんていくらでもある家なのに、


どうしてわたしなんかに愚痴を言ってくるのかな?


お嫁さんの大変さをわたしに言いたかったのか?




【楽できる時は楽すればいい】と思うことにした。


他人の苦労を貰って自分の心を痛めることはしなくていいね。