図書館で借りた本
70歳からの軽やかな暮らし
石黒 智子 著
70歳になった著者が
暮らしのこと、心に思うことなどについて、
60代までとは一変したさまざまな事について書かれています。
わたしももうすぐ70歳。
身近にも70代の人はたくさん見かけますが、
特段それまでの生活と変わったと思われることは無いように見えます。
でも、70代の暮らしのリアルを知っておくのは参考になると思いました。
⚪︎車の運転免許証の更新をしないことでの交通手段の変化。
⚪︎家庭料理や冷蔵庫の中がどんどん地味になっていくこと。
⚪︎生活用具や料理道具が軽くてエコなものに変わっていくこと。
⚪︎飲み物が緑茶、紅茶、コーヒー、から白湯やルイボスティーにかわること。
⚪︎人とのつきあいは、
【愚痴・悪口・告げ口・憶測・悪い冗談・揚げ足取り】などしないで、
毎日の暮らしは【冥土の土産】と思って楽しく暮らすこと。
等等。
この本の中で俳句が紹介されていました。
『じゃんけんで 負けて蛍に 生まれたの』(池田澄子)
『がんばるわ なんて言うなよ 草の花』 」(堀内稔典)
この俳句に涙が出そうに感動しました。
理不尽なこともたくさんある人間社会を
健気に生きる人への応援歌だと感じました。
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