暮らしの気づき

日々の暮らしの中で気づいたこと感じたことを綴っていきたい

図書館で借りた本と今日の朝刊




『にぎやかな 落日』


朝倉   かすみ    著




図書館にリクエストしていた『にぎやかな落日』が貸出可能


というメールが来ていたので、


昨日夕方涼しくなったタイミングで借りてきました。


夜就寝前に1つの章を読み終わった後、


この本はどんな作家が書いたのか?興味が湧いてきていました。


今朝何気なく日経新聞を捲って最後の28面【文化面】をみて、


【小説が書ける】【朝倉 かすみ】のキーワードが目にとまり


顔写真と経歴を見て


「ああ、この人なんだ❗️」


「1960年生まれ、わたしより大分若い人」。


新聞記事には去年の春から今年の2月くらいまでの


ご本人のうつ病体験が書かれていました。



『にぎやかな落日』には、


83歳北海道でひとり暮らしをする(おもち)おばあさんの


日常生活や、とりまく家族、親戚、ご近所の人たちのことが


書かれている。


老いていく人間の心の中をこんなに細かく描写したら、


神経を擦り減らして、作家自身がうつ病になってしまっても


仕方無いのではないかと思ってしまいました。


幸い今年になってからは快方に向かい、


小説を書けるようになったそうで、


小説を書けることが何より嬉しいそうです。


身を削って小説を書いている作家の作品をじっくり堪能しようと思いました。