図書館で借りた本
『普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話』
佐藤 治彦 著
2018年2月初版の本なので
情報が少し古く感じる箇所がありますが、
住宅問題の記述がある第5章の中に
1980年代後半のバブル景気の時の
住宅価格のことが書いてある箇所がありました。
あの時代にローンを組んで住宅を購入した人の悲劇が
生々しく書いてあり、
現実にご近所の方の苦しむ様子を見てきたので、
今また、近隣に続々建っている建売住宅が
高値でどんどん売れて行く様に
他人のことながらひそかに心配してしまいます。
でもまだあの時のバブルの頃の価格にまでは届いていないので、
まだバブルではないのかな?
住宅は購入しないで
賃貸で暮らした方が良いという著者の意見を知りたくて
読んでみました。
購入してしまった人も子供が巣立って、
自身が元気なうちに家は売却して
固定資産を流動資産に変えて
いつでもどのようにでも使える金融資産で
持っている方が良いとアドバイスされています。
自宅を売却することはなかなか出来ない決断ですが、
歳をとればとるほど体力気力が無くなり
最後は自分では何も出来なくなり
古い家だけが残ってしまうらしい。
いろいろな事例を見てきた著者の意見は参考になりますが、
行動が伴うかどうか、難しい。
※ 富裕層の方向けではなくて、
あくまでも普通の人へのアドバイスが書いてある本です。
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