暮らしの気づき

日々の暮らしの中で気づいたこと感じたことを綴っていきたい

図書館で借りた本   『捨てない生き方』



『捨てない生き方』


  五木 寛之      


5~6年前五木寛之氏の講演会を聴きに行ったことがあります。


「意外と小柄な人なんだ」と思った記憶があります。


でも、上下白のスーツ姿には一般の人には無いオーラを感じました。


『青春の門』を読んだ年代のおじいさん、おばあさんが客席を満席にしていました。



その五木寛之氏は、この本の中で、


「上り坂を終えて、下り坂になった人間には


愛着のあるガラクタを身近に置き、その物にまつわる物語の記憶を蘇させる生活が


芳醇な回想の時代であり黄金の時代なのです。」


「記憶という自分が生きてきた証、また時代という歴史の記憶さえ呼び出してくれる物


たちに囲まれて過ごす人生は、とても豊かなものの様に思います。」


と述べています。



大切な思い出のある古い物が沢山ある家の中は、


確かにおもしろワールドです。