暮らしの気づき

日々の暮らしの中で気づいたこと感じたことを綴っていきたい

図書館で借りた本



『養生の実技』


五木 寛之      著


また五木本を借りてきました。


この本に書かれている健康法は、


以前に読んだ


『医者に頼らず生きるために私が実践している100の習慣』五木寛之著


という本に書いてある内容と重なっているので、


この本はさらっとページをめくっただけです。


ただ、やはり、慰めてくれる言葉が書いてありました。



【生きるということはストレスの連続である。


 それを敵として立ちむかうのでもなく、


 それに愚痴をこぼしながら立ちすくむのでもない。


 ただ深いため息をつきながら、


 ときには涙を流して泣きながら、


 その重圧を背負って生きるしかないのである。


 ストレスをバネにして新たな可能性を創りだせ、


 などと格好のいいことは言わない。


 人はただ、口惜しくても、辛くても、そのストレスを引き受けるしかない、


 というのが私の感じる真理なのだ。】    養生の実技より



この本を今この時に読んだということを書き留めておきたくて、ブログに記しておきます。



この頃は、毎日楽しく暮らせているわたしだけれども、


五木寛之氏の本を大量に読んで学んだ考え方、


「この世は地獄と思って暮らせば良いのだ」という、


わたしの心の中に覚悟が出来つつあるから


平穏な気持ちで過ごせているような気がする。


どう見ても全てにおいて非力なわたしが


生き延びていられるのは、心の持ち方によるところが大きいと思う。


その証拠に苦労性、心配性の父は64歳、母も56歳で死んでしまった。


わたしが苦労をかけすぎたと思っている。