図書館で借りた本読了
角野栄子の毎日いろいろ
角野栄子 著
80歳を過ぎた女性の生き方の本を読むのは
何かと参考になります。
角野栄子さんはジブリのアニメ映画
「魔女の宅急便」の原作者。
この本には角野栄子さんが
好きな海の近くに建てた鎌倉の拘りの家のこと、
毎日の暮らし、オシャレのこと、食のこと
今迄の人生のこと等が綴られています。
たくさんの本棚とイチゴ色の内装も写真付きで
紹介されています。
普通の人間には無い天性の感受性で
「この世の中には魔法がある」と感じとり、
生きることに苦しんでいる人に
魔法を使って救われることを語ったことが
角野栄子さんが作家として突き抜けたきっかけ
かもしれないと思いました。
しかし、その魔法を感じるとる迄の角野栄子さんの生きる苦悩もいかばかりかと思いました。
たくさんの本棚
ガラクタとも思える思い出の小物を飾るガラス棚
定番にしている着心地の良いオーダー服
どこまでも歩ける靴
軽いポシェット
等々
この様な暮らし方をしたいと思えることばかり
ですが、それらを手に入れる才能と努力の差が
長い年月を経て表面化したということですね。
80歳を過ぎても仕事をしたり、
自分で食事の支度をしたり、
散歩を楽しんだり
何より日々の暮らしを楽しんでいる人の本は
心楽しくなります。
今回、鎌倉という場所は
歩いて行ける範囲にセンスの良いお店が結構
あるということを知りました。
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