図書館で借りた本
『人生の目的』
五木 寛之 著
平成11年に発行されたこの本のなかに
『一部の富めるグループはますます富み、
大多数は貧しさのなかであくせく働くしかないような世の中は、
すぐそこまできているのではないか。』と書かれています。
令和の今、すでにそんな格差の時代になってしまっています。
五木寛之氏がこの本を書いた理由の1つに
『白状すると、私には自分でコントロールできないほどの浪費癖がある。』
という告白を書きたかったのではないかと、勝手に推察します。
『世界中には、生きのびるだけで精いっぱいで、
何のために生きるのか、自分の人生の目的とは何か、
などと考える余裕さえない貧しい人びとがたくさんいる。』
そんな世の中で、五木氏のように膨大な仕事量をこなし続ける動機づけには、
稼いでも稼いでも浪費していくというエンジンが必要だったのではないでしょうか?
自分はお金を貯めるために仕事をしているのでは無いと納得するために。
勝手にそんなことを思って読みました。
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